昨年夏終わりにホーム玉ねぎを植え、お正月頃に収穫。しかしあまり結球していませんでした。葉の部分はとてもきれいで柔らかかったので、炒め物に使いました。
また、秋に植えたアトンなど、マルチをして、肥料も玉ねぎ専用を使ったのに、玉の小さな物がかなり見られます。
原因と対策を教えてください。
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昨年夏終わりにホーム玉ねぎを植え、お正月頃に収穫。しかしあまり結球していませんでした。葉の部分はとてもきれいで柔らかかったので、炒め物に使いました。
また、秋に植えたアトンなど、マルチをして、肥料も玉ねぎ専用を使ったのに、玉の小さな物がかなり見られます。
原因と対策を教えてください。
アトンが小さい物が多いとのことで、肥料の吸収がうまくいっていないか、植え付けた苗の大きさなど、考えられますが、肥料は多すぎると抽苔の原因となり、少ないと玉が肥大しない原因にもなります。また、乾燥により、肥料は与えているが、玉ねぎが肥料を吸収せず、肥料不足になることも多くあります。苗の大きさについては、太さ5~6ミリ 草丈25~30cmが、適期苗となります。特に、10ミリを超える苗ですと、抽苔する可能性が高くなります。もし、苗は問題ないという事であれば、追肥が、うまく吸収されていない事が原因ではないかと考えられます。追肥は、一般的には、2月下旬~3月上旬が、1回目。3月下旬が2回目となります。ただし、アトンの場合、大玉栽培をしようとすると、追肥を2~3割増量する必要もあります。普通栽培であれば、問題ありませんが、肥料で、適正なタイミングで、施肥しても肥大しないとなると、水不足が考えられます。追肥のタイミングで、しっかりと灌水することが必要になります。