こんにちは!
農業屋犬山店です。
秋冬野菜の定植シーズン、キャベツやブロッコリー、ハクサイなどで特に注意したいのが、**シンクイムシ(ハイマダラノメイガ)**などによる定植直後の食害です。
「定植してから農薬を散布すればいい」と思われる方も多いですが、苗が小さい時期は少しの食害でも大きなダメージにつながります。
そこでおすすめしたいのが、**定植前の「灌注処理」**です!
灌注処理とは?
灌注処理とは、育苗トレイなどの苗に、登録された希釈倍率・使用量で農薬を処理する方法です。
例えば、
ベリマークSC
プレバソンフロアブル5
などには、作物・害虫によって育苗期後半~定植当日の灌注処理が登録されています。
根から吸収された薬剤成分が植物体内へ移行することで、定植後の大切な時期の苗を害虫から守ることが期待できます。
灌注処理の大きなメリットは「先回り防除」!
シンクイムシ(ハイマダラノメイガ)は、生育初期の芯葉部分を食害します。
特に小さな苗の時期に生長点付近を食害されると、その後の生育に大きな影響を与えることがあります。
そこで、
「虫が発生してから防除する」のではなく、「定植前から薬剤を効かせておく」
というのが灌注処理の大きなポイントです。
定植後すぐに散布できない時の「保険」にも!
秋冬野菜の定植時期は、
定植、播種、灌水、除草、収穫など、農作業が集中する時期でもあります。
「キャベツを定植したけれど、忙しくてすぐに防除できない……」
そんな場合でも、あらかじめ灌注処理をしておけば、定植直後の防除を先回りして行うことができます。
もちろん、灌注処理をすればその後の防除が不要になるわけではありません。
灌注処理 → 定植 → 圃場を観察 → 必要に応じて次の防除
というように、防除体系の「最初の一手」として活用するのがおすすめです。
定植直後の苗を守るために!
秋冬野菜では、定植後の初期生育を順調に進めることが重要です。
特にシンクイムシなどによる初期の食害が心配な圃場では、
「定植してから防除」だけでなく、「定植前から防除」
という考え方も取り入れてみてはいかがでしょうか?
農業屋犬山店では、ベリマークSCやプレバソンフロアブル5など、灌注処理に使用できる農薬についてもご相談いただけます。
「自分の作物にはどの商品が使える?」
「いつ灌注すればいい?」
など、お気軽に農業屋犬山店までご相談ください!
※農薬は作物・害虫によって適用、希釈倍率、使用量、使用時期、使用回数などが異なります。使用前には必ず最新の農薬登録内容および商品ラベルをご確認のうえ、使用方法を守ってご使用ください。