こんにちは!農業屋垂井店です(*^o^*)
寒い毎日が続きますが、皆さまお身体の具合はいかがですか❓
気温が一気に下がり、体調も崩しやすい季節です(-_-)
栄養のあるものを食べて、無理せず頑張りましょう‼️
そんな話はさておいて、今回はジャガイモの畑作りにオススメの商品のご案内です。
ジャガイモの植え付けは2月の中旬から3月の頭頃に済ませるのが一般的です。
と考えると、そろそろ畑を起こし始める時期ですね❗️
ジャガイモの畑作り、何を用意すればいいのか、他の野菜と違うところもご説明しながら商品のご紹介をさせていただきます‼️
長くなりそうなので、今回は肥料についてお話しします。
(他商品については次回ご紹介します❗️)
ジャガイモの栽培でよくある質問で、「イモって肥料はいらないんでしょ❓」とよく聞かれます。
答えはNOです(o_o)
確かに肥料を与えなくても親芋の栄養を使って育つことは育つと思いますが、イモが少ししかできなかったり小さなイモしかできなかったりということになると思います(ー ー;)
ジャガイモが育っているところが見たいだけ!という人はそれでもいいかもしれませんが、美味しいジャガイモを収穫するためにジャガイモを植えている人が大半だと思います。
やはり、安定した収量を得るためにはイモにも肥料は必須です‼️
そしてジャガイモに使う肥料は一般的な化成の8-8-8などではなく、イモ専用の化成肥料がオススメです。
イモ専用肥料をオススメする理由ですが、大きく二つあります。
一つは、「窒素が少なめに配合されているから」です❗️
窒素は葉肥ともいわれているぐらい、植物が体を大きくするのに必須の栄養素です。
しかし、ジャガイモに窒素を与えすぎると葉ばかり生い茂り、イモに栄養をうまく送ることができなくなります。
結果小さいイモしかできなかったり、水っぽく貯蔵性の低いイモができてしまったり、奇形イモが出来やすくなったりします(T_T)
また葉が多いと病気や害虫が発生しやすくなりますので、ジャガイモにはあまりいいことがありません。
なので、ジャガイモには窒素が控えめでリン酸とカリウムがしっかり配合されている肥料がオススメです❗️
二つ目は、「デンプンを多くする硫酸カリウムが含まれているから」です❗️
ここからは少し難しい話になりますので、軽く聞き流してください(^^;)
このイモ専用肥料にはカリウムが10%含まれていますが、そのカリウムは硫酸カリウムという名前のカリウムです。
他の肥料で使われているカリウムは塩化カリウムが使われていることが多いです。
塩化カリウムは塩素とカリウムがくっついているものであり、塩素は植物の繊維化作用を高めて植物を繊維質にします。
これは植物を強くするので大抵の野菜を育てる場合メリットとなるのですが、ジャガイモやサツマイモなどのイモも繊維質にしてしまうため、イモ類の栽培には向いていません。
一方硫酸カリウムは硫酸(イオウ)とカリウムがくっついているものであり、イオウはイモ類のデンプン合成を促進させる効果があり、イモ類の栽培に適しています。
以上の二つの理由から窒素が控えめでリン酸と硫酸カリウムがしっかり配合されているイモ専用肥料をジャガイモ栽培にはお使いください‼️
肥料の与え方ですが、オススメは植え付け時、芽かき時、土寄せ時に与えるのがオススメです。
植え付け時の施肥もジャガイモはイモの横から根を伸ばすので、↓の画像のようにイモの間に置いていくのがオススメです。
またマルチシートを併用する場合、追肥不要な一発肥料もオススメです。
こちらの一発肥料とマルチシートを併用する場合、通常より少し深めに植え付けしてあげると追肥も土寄せも不要になり、かなり作業が楽になります‼️
植え付け後あまり手間なく栽培を行いたいという方にオススメです♪
ジャガイモは土の中で育つ野菜ですので、土の状態が重要‼️
カチカチの土ではうまく育ちませんので、牛糞やバークなど堆肥をすき込んでいただくと収量アップに繋がります。
未完熟な堆肥は漉き込んでから植え付けまでに二週間ほど時間を要しますので今から準備を始めましょう‼️
わからないことがあったらお気軽にお聞きください♪
ご来店お待ちしておりますm(_ _)m