皆さんお元気ですか?農業屋 鈴鹿店です。
気温が高くなったり低くなったりして、体調を崩しそうな日々が続いていますね。
曇り空の日も多く、植物にとっても辛い日々が続いています。
店頭でも、例年より早くウリハムシやケムシ、アブラムシなどの害虫類やうどんこ病、べと病などの病気の相談が増えています。
オクラに付いていたハムシの仲間。
オクラにハムシが付くというのはあまり聞きませんでしたが、明らかに葉が食べられてますね。
こちらは害虫ではなく益虫。
最強のアブラムシハンターてんとう虫の幼虫
また、一度暖かくなってから低温に当たったことで、とう立ち(予定より早く花が咲く)などの症状も見られています。
暑さと寒さ、どちらの障害も出ている感じですね。
植え直ししようとしても、珍しい品種の苗は今の時期ほとんど店頭にありません。
病害虫はなるべく早く対処することで、枯れてしまうことを防ぐことが出来ます。
こまめに観察して、葉かきや芽かきで風通しを良くしたり、初期のうちに病気になった部分を切除することで、病気や虫の害を防ぎましょう。
「そもそもの虫や病気の症状がわからない」ということでしたら、症状の出た葉や虫を捕まえて持ってきてくだされば、スタッフが診断のお手伝いをしますよ!スマートフォンなどで撮影してくださるのも効果的です。
農薬にも虫にのみ効く殺虫剤と、病気にのみ効く殺菌剤、両方に効く殺虫殺菌剤などがあり、その中でも得意な虫や菌があるだけでなく全く効かない虫や病気、使ってもいい野菜や花、薬害が出る植物、効果のない組み合わせがあるので、「前から使っていたから」と言うのではなく、是非一度スタッフに「この野菜にこんな虫や症状があるのだけど…」と相談してみてください。
さて、さつまいも苗の状況ですが、現状まだまだ充分に入荷していない状況が続いています。
とはいえ、先週までのようにほとんど届かない状態からは脱しつつある、という感じです。
店頭で充分な数が販売できるようになりましたら、のぼりやPOPでお知らせしますね!