皆さんこんにちは。農業屋 鈴鹿店です。
今年は曇りや雨の日が多く、やや気温も低い日々が続いていますね。
こんな天気の続く時には野菜の成長にも影響が出てきます。
特に夏野菜の果実の色付きが悪いというお声をよく店頭でも伺います。
上記の動画でも3点ポイントを紹介しています。
①長雨による根腐れ予防の中耕作業
②病気の予防
③生育不順
①の中耕作業には三角ホーや、外側の爪を外した小型の耕運機を使うことをオススメします。
特に耕運機を使用すると大変な夏場の中耕作業があっという間に終わります。
②には「ダコニール1000」、「Zボルドー」がオススメです。
どちらも登録されている病気や野菜、果樹が多いので使いやすい農薬です。
ただし、どちらも予防薬の為、病気になってからの散布での治療効果は望めません。
雨があがったらすぐに散布してくださいね!
③の生育不順には動画内で紹介している「アミノ酸液肥」の他、「亜リン酸液肥」「フルボ酸液体腐食」もオススメですよ。使い分けのポイントになってくるのは「欠乏症状」と散布タイミングです。
分かりやすいものですとトマトやナスの「尻ぐされ病」があります。こういった症状の時はカルシウムを含んでいる「フルボ酸液体腐食」が向いています。
まだ花芽の状態の時、開花したばかりの時は「亜リン酸液肥」、もう実が大きくなってきている時は「アミノ酸液肥」の散布がオススメです!
上手く暑い夏を乗り切って、大収穫を目指したいですね!