皆さんお元気ですか?農業屋鈴鹿岡田店です。
今回は今が植え時真っ盛りのじゃがいもについてです。
「今年初めて植えるんだけど・・・」というお声も良く伺います。
そこで、お客様から質問があった事と、個人的に気になって調べた事をいくつかQ ?&A形式で御紹介します。
Q1、初心者にお勧めの品種は?
A、栽培しやすさにはあまり品種による差がありません!どういった料理に使うかで選ぶと良いでしょう。
じゃがいもは栽培しやすいのが特徴です。
基本的な栽培のマニュアルから外れない限りはしっかり収穫できます。
煮込みや揚げ物等、使い道に合わせた選び方や、味で選ぶのがオススメです。。
こちらのページで品種紹介をしています。
Q2、スーパーのじゃがいもを植えても良い?
A、あまりオススメできません・・・
スーパーのじゃがいもは食品用なので、消毒されていません。
その為、土壌細菌等を畑に持ち込んでしまう可能性があります。
できれば、きちんと種子検査を合格した種芋を御利用ください。
ご自身で消毒するのはありかもしれません。(薬代が掛かってしまいますが)
Q3、種芋が余ったら食べても良い?
A、こちらもオススメできません
Q2でもご紹介しましたが、種用の芋は土壌細菌等を持ち込まないように消毒されています。
食用は避けてくださいね。
余った芋がどうしても気になる方は、安い培養土(当店の花と野菜の土等)の袋に直接植えて袋栽培にチャレンジしてみる、というのもオススメです。
Q4、化成肥料をあげていたけど、芋がほとんど取れない。
A、いも専用の肥料でないと大きい芋をたくさん採る事はできません!
じゃがいもは窒素(Nと肥料袋に表記されています)が多いと、葉は茂りますが、芋は大きくならないという生理障害を起こします。
必ずいも専用の肥料を使ってください。
当店でも一発肥料をはじめ、2kg、5kg、15kgの3規格のいも専用の肥料をご用意しています。
通販で購入できるページもありますよ。
Q5、じゃがいもの切り口は小さくなるように切るべき?
A、切り口より、切ったじゃがいも片に必ず芽があるかを確認してください。
春植えのじゃがいもを切って植える方は多いですが、じゃがいもは約40g程あればしっかり育つそうです。
なので、大きなイモは3つ以上に切ることもできます。
けれど、切った部分に芽が無ければそのイモ片は絶対に発芽しません。
必ず芽を含む形で切るようにしてくださいね。
心配な方はもう芽が出ている種芋を利用してみるのがオススメです。(シワシワの芋でも大丈夫!)
また、切り口の処理は悩み所ですよね。
陰干しだけでも大丈夫ですが、腐敗防止と発根を促すためにも「じゃがいもシリカ」を付けてから乾燥させるのがオススメです。
Q6、土寄せって必要?面倒なんだけど・・・
A、基本的には必要ですが、黒マルチをするなら不要です。
じゃがいもは光に当たると緑色になるのは知っている方も多いと思います。
いわゆるソラニン、食中毒の原因です。
じゃがいもは種芋を植えた部分より上に新しい芋ができてくる為、どうしても地上に近いところに芋が出来がちです。
また、雨などで土が流れることで、芋に光が当たってしまうようになります。
黒マルチをした場合、光が当たることを防ぐ事、土や肥料が流れてしまう事を防ぐことが出来ます。
更に防草効果、地温上昇効果もじゃがいも栽培には適している為、楽にしっかり育てることができますよ!
と、たくさんごご紹介しましたがいかがでしょうか?
他にも質問等ありましたら是非スタッフにお声かけください。
また、最近ではYouTubeで栽培方法を分かりやすく紹介した動画もたくさんございます。
なんと!農業屋のYouTubeチャンネルもあるんですよ!
気になった方は是非
こちらからどうぞ!
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農業屋 鈴鹿岡田店
三重県鈴鹿市岡田1-27-28
営業時間 9:00?17:00
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