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一宮千秋店ブログ

丹波の黒豆がまき時期です。

こんにちは。店長の内山です。
先日は激しい雷雨もあり、そろそろ梅雨明けも近付いてきたようですね。
サテそんな時期ですが、丹波の黒豆が播種適期です。
写真1
 正しくは「丹波黒大粒大豆」と呼ぶようですが、京都・兵庫山間部の特産品として有名です。
当社の農業屋三田店の辺りが名産とされています。
 分枝数が多く、草丈は低めの晩生種で草勢旺盛な多収種で粒ぞろいが特に良いのが
特徴です。
 大豆利用だけでなく、青いうちに収穫すればエダマメとしても大変おいしく食べられます。
 粒が非常に大きく、作り方にもよりますが、百粒重は60g以上になります。
(普通の白大豆「ふくゆたか」では百粒重25g程度)。
 タンパク質が少なく、炭水化物が多いことから、煮えやすく、やわらかい煮豆ができ、
煮豆の最高級品として位置づけられています。
育て方のポイントです。
播種期は種袋には主に6月で表記されていますが、一宮市周辺では7月にまかれる方が
多いようです。
発芽適温 25~30℃  生育適温 20~25℃  発芽日数 5~7日
(※発芽日数は 適期まきの時)
  収穫期は 10月下~11月下旬です。
種まき時の注意点
 ●種は水に浸けず、乾いたまままきます。水の吸いすぎで子葉(二葉)が傷つくと
その後育たなくなってしまう事があるからです。
 ●種まき後の過剰な水やりは土壌中の酸素欠乏や雑菌繁殖の原因となり、種子が
腐敗する場合があるので、最初のたねまき時の水やり以外はほとんど行わないようにします。
その後は土の表面が乾いたらあげる程度にします。
 種子は水をあげればあげるほど水を吸うと思われがちですが、発芽し、根がでてはじめて
本格的に水を吸うようになってきます。種子自身に水を吸う力はあまりないので、水の
あげすぎは逆効果になります。
ニンジンやほうれん草など水をこまめにやらなければならない作物もあります。
 ●土壌の状況によってタネバエが発生し、発芽不良の原因になるので心配な場合は
キヒゲン(種子粉衣 種を食べるハト等の忌避効果もあります。)や
カルホス粉剤(土壌混和)を使用します。
 ●ポット育苗もできるので、畑に頻繁に行けない場合は、ポットまきをおすすめします。
そのときも過剰な水やりは控えて、土が乾いたらあげる程度にします。
場所は日陰の風通しの良いところにおいておくとよいです。
●肥料は窒素の低い、いも豆用肥料や当社オリジナル「有機実根屋 鷹」がおすすめです。
写真②
来年のお正月は、ぜひ自家製の黒豆を堪能しましょう!

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